この本、タイトルがまず強烈。「え、嫌われたいわけじゃないし…」って思いながら読み始めたけど、中身はめちゃくちゃ優しくて、でも心にズバッと刺さる言葉のオンパレードでした。
一番印象に残ったのは、「人は今この瞬間から変われる」って言葉。過去のトラウマとか、性格とか、変えられないものだと思ってたけど、実は「変わらないことを自分で選んでる」って言われた時は、正直ドキッとしました。
あと、「課題の分離」って考え方もすごくラクになれるなって思いました。つまり、「他人が自分をどう思うかは、相手の課題。自分がどう生きるかは自分の課題」っていうやつ。他人の目ばっかり気にして疲れてた自分には、すごく刺さりました。
人にどう思われるかばっかり気にしてると、どんどん自分を見失うんですよね。でもこの本は、「嫌われてもいいから、自分の人生を生きろ」って背中を押してくれる感じ。もちろん、わざと嫌われようって意味じゃなくて、「誰かに嫌われることを恐れすぎるな」っていうメッセージです。
対話形式で読みやすいし、哲学っぽいけどそんなに難しくない。むしろ、「自分の考え方が今までとまったく違ってたかも…」って気づかされる瞬間が何度もありました。
読んだ後は、ちょっと肩の力が抜けて、「まぁ、嫌われてもいいか」って思えるようになった気がします。人間関係に悩んでる人とか、自分を変えたいけど変われない人には、ほんとおすすめの一冊です。