正直、「7つの習慣」ってタイトルだけ聞くとちょっとお堅い自己啓発本かな?って思ってたんですが、読んでみたらめちゃくちゃ深かったし、人生のヒントがギュッと詰まってました。
一番グッときたのは「主体的である」ってやつ。つまり、誰かのせいとか環境のせいにするんじゃなくて、自分の行動や気持ちは自分で選べるよって話。これ、当たり前のようで、日常では意外と忘れがちなんですよね。イライラした時も、「相手のせいでムカつく」じゃなくて、「自分がどう反応するか選べる」って思えると、ちょっとだけ気持ちがラクになる気がしました。
あと「緊急じゃないけど大事なことを優先する」ってのも印象的でした。普段、目の前のことに追われてバタバタしてるけど、本当は将来のこととか、健康とか、人間関係とか、大切にしたいことって他にもあるんですよね。そこをちゃんと見直す時間を作ろうって気づかされました。
人間関係についての「Win-Winを考える」とか「まず相手を理解する」ってのも、すごく大事だなって感じました。自分の意見を言う前に、まず相手の話をちゃんと聞くって、シンプルだけど意外とできてないことかも。
全体的に、「こうすれば成功するよ!」っていうノウハウというより、「こうやって生きていくと、気持ちよく過ごせるよ」っていう人生の考え方が詰まってました。読むだけじゃなくて、何度も読み返して少しずつ生活に取り入れたくなる本です。